Minimal Chocolate UX note

Minimal(ミニマル)は日本発のスペシャルティチョコレート専門店。世界中の産地から仕入れたカカオから、職人が手づくりするチョコレートは国際品評会で6年連続・69賞を受賞。「MinimalのUX」をテーマに、私達が目指す最高の顧客体験への試行錯誤の軌跡を具体例を交え紹介します。

Minimal Chocolate UX note

Minimal(ミニマル)は日本発のスペシャルティチョコレート専門店。世界中の産地から仕入れたカカオから、職人が手づくりするチョコレートは国際品評会で6年連続・69賞を受賞。「MinimalのUX」をテーマに、私達が目指す最高の顧客体験への試行錯誤の軌跡を具体例を交え紹介します。

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差別化より先に考えるべき“らしさ”の話

ブランド力を“不便な立地”で作る -店舗のUX-

Minimal、UXを語るnoteをはじめます。

差別化より先に考えるべき“らしさ”の話

チョコレート専門店のUXシリーズ、第2回は「らしさ」の大切さと「らしさ」がもたらしてくれる差別化(優位性)について。 「なぜMinimalはチョコレート屋なのにあえて男性的なデザインなのか?」。その理由をMinimalのビジョンやモノづくり、そして差別化の観点から整理していきます。 Minimalのデザインが比較に男性的なのは、単なる趣味嗜好ではありません。私達が10年後、50年後に叶えたいビジョンと差別化の両面から、悩み抜いて選択したデザインのトーンになっています。

ブランド力を“不便な立地”で作る -店舗のUX-

集客しづらいエリアに敢えて出店Minimalは、2014年12月に富ヶ谷本店からスタートしました。 当初、立地を相談した人達からは結構なダメ出しをもらいました。人通りが多く高単価を受け入れている表参道や青山、中目黒などを強くおすすめされたのです。私達の考えに賛成してくれる人は皆無でした。 なぜなら本店のある場所は、代々木公園駅もしくは代々木八幡駅から徒歩6分の住宅地という、わざわざ訪れるような立地ではないからです。 ここ数年は近隣の富ヶ谷、奥渋エリアにコーヒーやパンの人

Minimal、UXを語るnoteをはじめます。

はじめまして。東京の職人による手づくりチョコレート専門店「Minimal」です。 2014年の創業以来、おかげさまで国際品評会では4年連続で61もの賞をいただきました。また、デザインやビジネス分野でも、 「グッドデザイン賞」ベスト100 「WIRED Audi INNOVATION AWARD 2017」 などの「食」以外の領域でも賞をいただきました。 光栄にもこのようにさまざまな切り口で評価をいただくのは、「職人によるモノづくり」と「顧客体験(UX)」というブランド