チョコレート専門店のUXシリーズ、第2回は「らしさ」の大切さと「らしさ」がもたらしてくれる差別化(優位性)について。 「なぜMinimalはチョコレート屋なのにあえて男性的なデザインなのか?」。その理由をMinimalのビジョンやモノづくり、そして差別化の観点から整理していきます。 Minimalのデザインが比較に男性的なのは、単なる趣味嗜好ではありません。私達が10年後、50年後に叶えたいビジョンと差別化の両面から、悩み抜いて選択したデザインのトーンになっています。
集客しづらいエリアに敢えて出店Minimalは、2014年12月に富ヶ谷本店からスタートしました。 当初、立地を相談した人達からは結構なダメ出しをもらいました。人通りが多く高単価を受け入れている表参道や青山、中目黒などを強くおすすめされたのです。私達の考えに賛成してくれる人は皆無でした。 なぜなら本店のある場所は、代々木公園駅もしくは代々木八幡駅から徒歩6分の住宅地という、わざわざ訪れるような立地ではないからです。 ここ数年は近隣の富ヶ谷、奥渋エリアにコーヒーやパンの人
はじめまして。東京の職人による手づくりチョコレート専門店「Minimal」です。 2014年の創業以来、おかげさまで国際品評会では4年連続で61もの賞をいただきました。また、デザインやビジネス分野でも、 「グッドデザイン賞」ベスト100 「WIRED Audi INNOVATION AWARD 2017」 などの「食」以外の領域でも賞をいただきました。 光栄にもこのようにさまざまな切り口で評価をいただくのは、「職人によるモノづくり」と「顧客体験(UX)」というブランド