Minimal Chocolate UX note

Minimal(ミニマル)は日本発のスペシャルティチョコレート専門店。世界中の産地から仕入れたカカオから、職人が手づくりするチョコレートは国際品評会で6年連続・69賞を受賞。「MinimalのUX」をテーマに、私達が目指す最高の顧客体験への試行錯誤の軌跡を具体例を交え紹介します。

Minimal Chocolate UX note

Minimal(ミニマル)は日本発のスペシャルティチョコレート専門店。世界中の産地から仕入れたカカオから、職人が手づくりするチョコレートは国際品評会で6年連続・69賞を受賞。「MinimalのUX」をテーマに、私達が目指す最高の顧客体験への試行錯誤の軌跡を具体例を交え紹介します。

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    【周年感謝祭企画】オンラインストアの歩み。~オンラインストアはサクラダファミリア!?~

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      • Minimalが考える「ウェルビーイング」とチョコレート。

        近年、「ハピネス(幸福)」という用語とともに、「ウェルビーイング(良い状態)」という言葉が使われるシーンが増えてきました。 ハピネスが「短期的な幸福感」を表すのに対し、ウェルビーイングは「長期的な持続可能性」を視野に入れている点が大きな違いになります。   今回、Minimalの取り組みを「ウェルビーイング」の観点から振り返り、チョコレートを通して人や社会にできることを考えていきたいと思います。 ウェルビーイングを構成する、3つの側面。「ウェルビーイング=良い状態」の定義に

        • サステナビリティ・アップサイクルへのブランドの向き合い方

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          • 今変えるべきブランドUXの話 -コロナ1年目と2年目の違い-(Vol.3 -最終回-)

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            今変えるべきブランドUXの話 -コロナ1年目と2年目の違い-(Vol.2)

            コロナ禍という非日常が2年目に入り当たり前になってきた中で、明らかにお客様に購買習慣も変化していきました。 その変化を捉えながら、「コロナ禍2年目だからこそ、変えるべきブランドのUX」をテーマに全3話でお届けするMinimal奮闘記のVol.2 *** 明らかな変化を起こったのは2021年4月頃でした。 その変化は顕著に代々木上原店に起こりました。 例年は、3月14日ホワイトデーを過ぎるとチョコレート熱が一段落するタイミングで、従来は店舗もゆったりした営業になります。

            今変えるべきブランドUXの話 -コロナ1年目と2年目の違い-(Vol.1)

            コロナ禍という非日常が2年目に入り当たり前になってきた中で、明らかにお客様に購買習慣も変化していきました。 その変化を捉えながら、「コロナ禍2年目だからこそ、変えるべきブランドのUX」をテーマに全3話でお届けするMinimal奮闘記のVol.1 2020年2月頃に突如襲ったコロナウィルスの影響で日常がガラッと変わりました。その初年度とも言える2020年は、オンラインでのサービス拡張をマーケ面、組織面、開発面で急スピードで進めてきました。 そして、その激しい変化の1年を経

            Minimal 新サブスクのUX〜サービス開発背景について

            このnoteはMinimalが21年10月に発表した新しいサブスクリプション サービス「CHOCOLATE ADDICT CLUB」についての解説noteです。 サービス詳細及びお申込みはこちらからどうぞ↓ 月に一度の、偏愛を。 職人が生み出す“新しいチョコレート体験”を、 毎月ご自宅にいち早くお届けします。 カカオとチョコレートへの偏愛を たっぷり詰め込んで。 とてもありがたいことに初期想定枠数は発売から6時間で完売し、一定量の期待・評価をいただけたのではないかと思

            新商品開発の秘密~商品開発はUX開発~

            昨今の変化が激しい、社会環境やお客様のニーズを捉えて新商品開発をする事はブランドにおいてとても大事な観点です。 今回のUX noteは、コロナ禍の環境変化とその対応への試行錯誤から学んだお客様に寄り添う新しいUXを盛り込んだ新商品開発の秘密を、21年5月17日発売の「2種のチョコレートスコーンのアレンジを楽しむキット」を例に考えてみたいと思います。 「2種のチョコレートスコーンのアレンジを楽しむキット」発売 Minimalでは2020年春から「おうちで楽しむ本格冷凍スイ

            オンライン時代のD2CものづくりブランドのUX(vol.3 -最終回-)

            コロナ禍でのMinimalの1年間の振り返りとして、 「オンライン時代に、リアルとECをシームレスに体験できる、ものづくりブランドをつくるためのUX」について、全3回でお伝えします。今回はいよいよ最終話です。 *** コロナ禍は、チョコレートやスイーツの提供価値が「食べた人を幸せな気分にする」である、という根源的な部分を見つめ直すきっかけになりました。 そして昨今の物理的に店舗に来づらい状況でオンライン販売を強化すると決め、いち早く工房増築を行い、組織変更し、職人達が

            オンライン時代のD2CものづくりブランドのUX(vol.2)

            コロナ禍でのMinimalの1年間の振り返りとして、 「オンライン時代に、リアルとECをシームレスに体験できる、ものづくりブランドをつくるためのUX」について、全3回でお伝えします。今回はvol.2です。 *** チョコレートやスイーツの提供価値は食べた人を「幸せな気分にする」という根源的な部分を見つめ直し、コロナ禍で物理的に店舗に来づらい状況でオンライン販売を強化すると決め、いち早く工房増築やオンラインに適したスイーツ開発に着手しました。オンラインの売上は伸び一見順調に

            オンライン時代のD2CものづくりブランドのUX(vol.1)

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            利便性高い場所で行うリッチ体験がブランドに必要な理由

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            鼎談後記「ニューノーマルなものづくり」のUXとは?

            この半年間でライフスタイルに大きな変化が起こっています。 そんな中でどのようにものづくりに向き合っているかをAGILE COSMETICS PROJECT(以下ACP)代表・内保友子さん、objects.ioデザイナーの角森智至さんとMinimalの山下がお話をさせて頂きました。 鼎談内容の詳細はACPさんの記事を最後にご紹介しますので、そちらにてご覧頂ければと思います。3ブランドからもらえるプレゼントキャンペーンもありますので、そちらもぜひご覧下さい。 Minimalの

            売上データではわからない、ロイヤルティの“測り方”

            今回は、私達のUX設計が実際うまくいっているかどうかの検証を踏まえた、ブランドを育てる上で向き合うべき「データ」のお話です。できる範囲で公開します! これまで4回にわたり「Minimalの特徴」「“らしさ”による差別化」「来店ハードルの下げ方」「口コミを生む“感動”と“言語化”」という切り口で、店舗や商品・接客というUXの構成要素について語ってきました。 これらのUXがうまくいっているかどうかを検証するひとつの方法として、Minimalが行うデータ検証を公開したいと思いま

            口コミされる“感動”と“言語化”の体験設計

            MinimalのUX、第3回は口コミを生む体験設計についてです。 Minimalの富ヶ谷本店は先日のnoteでご紹介した通り、お客様と対面でゆったり話せるようお店の幅いっぱいにカウンターを設けています。 その理由は 「絶対にまた来たい!」と思うほどに感動してもらいたいからなのですが、この感動がさらには口コミに繋がっていると実感しています。 しかし、口コミをしてもらうには感動だけでは足りないこともわかりました。 「なぜ美味しいと思うのか」 「自分は何が好きなのか」 を

            6ヶ月連続企画|おうちで楽しめる“オンライン専用本格チョコレートスイーツ”をはじめました。

            Minimalでは「オンライン専用本格スイーツ」として、2020年7月から12月までの6ヶ月間の期間限定で、毎月新作スイーツをお届けします! 7月のチョコレートタルトからはじまり、シュー菓子、フォンダンショコラ、オペラ、モンブランなどを予定しています。 8月はシュー菓子を予定しています! 詳細が決まり次第、公式Twitterやこちらのnoteで順次お伝えします。 お店で食べる味わいを、ご自宅でも再現できるようにレシピを調整して作って冷凍し、職人が手づくりする工房から直接